伊豆の中でも最古となり、2400年以上の歴史がある由緒正しい神社が下田にある白浜神社です。下田を訪問した際には、ぜひとも訪れたい観光地の一つと言えるでしょう。境内には樹齢2000年を超える巨大な大木や、生い茂る樹林帯なども存在しています。神社の裏手には、昔火山灰が降り積もりできた白い砂や、透明度の高い海が広がります。縁結びのご利益があるといわれている白浜神社で祈ることにより、自然からもパワーをもらえることでしょう。
白浜神社の場所は、下田市の国道135号線沿いにあります。隣には伊豆最大のビーチでもある白浜海浜海水浴場があり、夏になると多くの海水浴客が訪れます。にぎやかなビーチとは異なり、神社はひっそりと静まり返り、国道沿いにあるにもかかわらず、注意して見なければ通り過ぎてしまいそうなほどひっそりとしたたたずまいです。伊豆に来られるなら絶対に訪れたい観光スポットです。
参拝する場合には、鳥居で軽く一礼し、手水舎で手を洗うなどして身を清めてから行いましょう。多くの神社は参道からの突き当たりに本殿が見られますが、白浜神社とはそれとは異なります。神社の入り口から見える建物は本殿ではなく拝殿であり、本殿は拝殿の裏手に当たります。最初に拝殿で軽くお参りをし、ここで敬意を示してから本殿へ向かいます。
参道を少し登ると、ここからを本殿行きとわかる立札が掲げてあり、神秘的な雰囲気が感じられます。四つの神様がまつられていますが、その中でも中心となる神は愛と知恵と美の女神だとされています。平安時代にこの神様の怒りを鎮めるために、国が特別の神社として扱い始めたという言い伝えがあり、はるか昔から一目置かれた存在ともいえるでしょう。
このような由緒ある神社で祈りをささげることにより、強いエネルギーをもらうことができ、わだかまりもなくすことができます。参拝の作法としては、2礼2拍手1礼が基本となっています。2回深くお辞儀をしたら、2回手を打って、最後にもう一度お辞儀をしましょう。看板にも注意書きはあるのでわかりますが、神聖なる場所であるため、参拝者以外の入場は禁止されています。
白浜神社に隣接する駐車場から数分間歩くと白浜海岸があります。ここは神社の裏手に位置していて、訪れた多くの人が驚くほどの素晴らしい眺めを臨むことができます。海からは巨大な石が突きだし、青い海や押し寄せる白波などのコントラストが美しく、ここに鳥居の朱色が融合し、幻想的な空間を醸し出していることがわかるでしょう。
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