伊豆半島は観光スポットや温泉が多く、関東近県をはじめさまざまな地域から訪れる人が多く、旅行コースとしても人気があります。また、伊豆と言えば有数の温泉地帯でもあり全国有数の温泉があるのです。たとえば、南伊豆地区にある下田温泉は古くからの有名な温泉宿があります。

下田市はマリンレジャーの拠点としてもふさわしく、近くに白浜海岸や外浦海岸などを控えていて夏は海水浴客で溢れ、下田水族館へもたくさんの人が足を運んでいます。下田は下田観光だけでもスポットが多くあるため、ゆっくり宿泊してみても楽しいところです。下田港内は穏やかなので、観光船も往来しているため、のんびりするにもうってつけ。たいへん釣りが盛んな地区なので、釣り船を仕立てて大物に狙いを絞っても面白いかもしれません。
さらには、この地区から次の旅行コースとして目をつけてみたいのが、中伊豆を抜けて富士山へと至るコースです。この地区にも湯ヶ野温泉や修善寺温泉ほか多くの温泉があるのはもちろん、富士山へ行く途中にも長岡温泉や三島温泉など有名な温泉がいくつもあります。
また、このコースを使うならば味覚の方も見逃せません。この地区には、富士山から流れてくるきれいな伏流水があるのでうなぎの名所となっているのです。特に三島辺りでは途中下車しても、是非とも味わっておきたいところです。そして、下田を発しての富士山ツアーの終点の富士山へ至る前に、山麓にあるさまざまなレジャー施設を訪れてみてはいかがでしょう。富士サファリパークへは自動車に乗ったまま行けるので便利です。また、富士山をぐるりと回る絶好のドライブコースもあるので存分に楽しめるはずです。そして、少し足を伸ばせば海鮮食材の宝庫である沼津へも行くことができます。沼津の海鮮食材で期待を裏切らないのがアジです。特にこの地のアジの干物は遠くから買い求める客がいるほどの絶品の味なのです。さらには、この地の独自のタカアシガニなどもあります。それに、最近では深海魚の味にも注目があつまっています。深海魚については、水族館も人気なので是非訪れて見たいところ。ついでに訪れて見物してみたい場所として、三島市に架けられた世界一の吊橋が注目されています。足がすくむような場所に架けられた吊橋には、怖いもの見たさの気持ちが働いているとか。話のタネに訪れてみてもいいかもしれません。そして、旅の最後に忘れてはいけないのがお土産でしょう。中伊豆ではワサビや干物、富士山周辺では乳製品を外さなければ大丈夫でしょう。